【2018/8/10】モーツァルト@御園座 山崎ヴォルフ×平野コンス
新御園座へいざ!!
モーツァルトはウィーン再演版にどハマりしてまして、今回の新演出版もそれはそれは楽しみで。
役替わりは超安定コンビ。
育三郎さんのヴォルフは暗黒面強めって感じ。前回はちょっとナルシぽい歌い方かな?と思ってたけど、そんなこともなく。みんなとわいわい遊んでいる奔放な部分と才能ゆえの孤独が際立って切なくて。素晴らしかった!!
平野さんのコンス。最初は可愛い女の子って感じなのにだんだん大人びてというかやさぐれ?てきて。途中マイクトラブルあったけれど、生声で頑張ってた。
彼女のダンスはやめられないは本当に鳥肌!!レベッカのichも観れる予定なのでたのしみ。
猊下、ここだけの話あんまり歌声が好きじゃないんだけれど(Markと比べてしまって)、セリフの声はカッコ良いし、やっぱり威厳あるな〜と。
パパ、ちょっと滑舌が。。ベテランも良いけど、この2人は世代交代しないのかな〜誰って言われても思い浮かばないけれど。猊下は吉原さんで観てみたい。後は伊礼さんとか?暁のハルモニアで声聴いていい感じだなと思った。
和音さんのナンネール。宝塚時代からとても大好きな娘役さん。可憐さと美しい歌声も健在。ナンネールってかわいそうというか女に生まれたから恵まれなくて
見ていて辛くなる。旦那さん誰よ!もっと優しい声で喋って!笑
涼風さんの男爵夫人。これは完全にヅカOG枠ですよね。星から降る金、本当に好きな曲です。たーたんさんverも観てみたかった。そつなくこなしていてあんまり印象にない。
演出について。
わたしは再演ウィーン版のあのシンプル化した舞台にかなり衝撃を受けたので、韓国版を元にしている(違ったらごめんなさい)今回の新演出版はどうにも宝塚ぽいな〜と感じました。銀橋もしかり、大きなピアノしかり。ピアノは存在感はものすごいけれど、カッコ良いのは開演前にクルッと回転したところくらい?
あと、小池先生は赤いコートにとても拘りがあるんだなと。プログラム読んでいても思ったし、赤のコートのナンバーをなくすことなんてないんだろうな。
国ごとに演出が微妙に異なって、それを探したり色々考えてみたりするのも楽しいし、醍醐味なのかもしれない。
個人的には、最初のモーツァルトの少年時代の時の曲(Was für ein Kind)が違うのがなんでなのかがいちばん気になっている。日本語だと音がうまくハマらないから?
まあとにかくモーツァルトが好きってことです。