Ich gehör nur mir!

好きな舞台を好きなだけ。わたしの観劇ライフはわたしだけのもの!

映画館で『Endless Shock』を観てきた

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なかなか生で観る機会のなかった作品。

2週間限定で公開されていたので観に行ってきました。

 

素晴らしい映像とドローンを使用したらしいカメラアングルで、躍動感のあるフライングも間近に感じられた素晴らしかった。

 

劇中劇として次々と展開されるショーも、どれも趣向が凝らされており、BWミュージカルらしい衣裳や音楽を使った楽しげなダンスシーンもあれば、激しい殺陣や日舞などの美しくてカッコいい和のシーンもあり。特に太鼓がカッコ良かった!

 

堂本さんの歌も踊りも、演じる役柄の通りに周りを巻き込む引っ張る力が強くて、やはり真ん中に立つ人、第一線で活躍する人は違うなとしみじみ。コウイチのように新しいアイデアをどんどん思いついて挑戦している人なんだろうな。

 

他の出演者についても、ジャニーズの方々は普段から様々なステージに立っているだけあって、自己プロデュース力というか、魅せ方が上手いなと、名前も正直知らない方ばかりだったけど、目を引く方が何人もいたなあ。

 

ストーリーについては、あってないようなもので、これらのショーを際立たせるための手段に過ぎないように感じた。

ライバルのタツヤがコウイチの信念でもある"Show must go on"を破らせるために取った行動やその結果起きた悲劇も、階段落ちや血飛沫のための手段でしかないし、タツヤが改心するきっかけについても、個人的には腑に落ちずモヤモヤが残った。

 

まあそんなこと大した問題ではないし、そういう考察をする作品ではないので良しとして、エンタメの真骨頂ここにあり!といえる、素晴らしい作品でした。

 

いつか生で観てみたいなあ。