【2018/11/4】中井智彦さん@お寺コンサート
こちらに行ってきました!!
中井さんはビースト、ラウルなど劇団四季時代の作品は観ていましたが、退団後はあまりご縁がなくって。
お寺の本堂を使ったコンパクトな会場での超贅沢なコンサートでした。
コンサートは2部構成になっており、1部は中井さんのピアノ弾き語りでさまざまな歌曲を、2部はミュージカルの曲を中心に。
1部で印象に残った曲は、「愛の讃歌」「見上げてごらん夜の星を」「サーカス」「幻影」(詩人・中原中也の世界〜在りし日の歌〜より)
中井さんのビーストがとても好きだったので四季を退団してしまったことが残念だとずっと思っていたけれど、中原中也の詩集との出会いで創作活動をしたくなったという話を聞いて、そんな活動をしているとは知らなかったので、とても驚いたし、新たなステージでの挑戦を続けている姿もまた素敵だなと思った。中原中也の曲も良かった!詩を読み返さなきゃと思った。
中井さんの弾き語りもとても素晴らしくって、目を瞑って聴いた「見上げてごらん夜の星を」も本当に贅沢なひととき。
2部はミュージカルナンバーから。
地元の高校生との「民衆の歌」から始まり(マイクなしでの生声歌唱!)
いつか演じてみたいとおっしゃっていたジャベールのソロ「スターズ」、優しい声が素敵だった「エーデルワイス」。
客席も参加した「I Got Rhythm」も楽しかった〜! 教員免許も持っているとおっしゃっていたけれど、子どもたちに良い影響力を与える先生になりそう。
そして、ずっと演じてみたかった役とおっしゃっていた美女と野獣から「愛せぬならば」。あの瞬間をずっと記憶に留めておきたい!と思えるくらい素晴らしい歌唱だった。目の前にいたのはビーストでした。あの愛らしくてカッコ良い野獣にまた会いたい。
最後は「心の翼」
学生たちがぐるっと客席を囲んで歌ってくれたので、声にふわ〜っと包まれているような感じでとても心地よかった。だからなのか歌詞がいつも以上に胸に響いておもわず涙が出そうになった。学生を見る中井さんの目もとても優しくて真っ直ぐで素敵だった。
アンコールでラマンチャの男より「見果てぬ夢」これが結構気に入ってCDも買いました笑
(その場でサインもしてもらえて、ちょこっとだけお話し出来ました)
コンサートという名のワークショップのような場面もあり、コンパクトな会場だからこそ濃密な時間を過ごせて大満足!! また機会があれば行きたいな。